２月２５日発売の「クロワッサン」誌　２/10号　P41美しき日本の手技のページに当社のことが紹介させています。ご紹介の文章はグラフィックデザイナーの佐藤卓さんです。

当社、前社長で私の父でもある高岡重蔵は１月１８日で９０才になりました。
身近なかた方をおよびして、ささやかな誕生会を開きました。海外からはストーンカットの作品はじめHERMANN ZAPFさんや多くの方からのメーッセージが届きました。歌やギター、ヴァイオリンの演奏をして出ていただいたり、父に合わせた食事を用意して頂いたり、お持ちいただいた資料作成への協力など多くの方々の協力で楽しい時間を過ごさせて頂きました。ご参加の皆さんありがとうございました。父も「ありがたいな！よかった！」申しております。
当日の父の写真と作品をご覧ください。
上から、高岡重蔵９０才（大正１０年１月１８日東京生まれ）の写真。
『重蔵先生のイニシャル(JT)を彫り込んだペーパーウェイト』
イギリス在住のレターカッター、ゴードン恵美さんの作品。
デザイナー立野竜一さんのカリグラフィー作品
カリグラファー深谷友紀子さんの作品。

1月22日第二回TypeTalksが無事終了しました。部屋の都合で40人という募集人数でしたが年内にはほぼ満員になりました。
今回はフォントブログ「PETIBOYS」でお馴染みのヤマダコウスケさんをお迎えしてWebデザインにおける欧文組版を皆さんで考えてみました。
２回の開催を予定しており、今回はその前編です。ドイツからライノタイプの小林章さんもSkypeで参加。初めてのトライでしたが臨場感あふれる雰囲気で、小林さんがすぐ側にいる感じでした。
ヤマダさんからWebデザインにおける文字、組版の問題点を解説して頂きました。参加者が自由に発言でき、参加者同士で意見を交換できるなど、私たちが望んでいたTypeTalksに近づきつつあります。
第三回は「Webデザイン上の欧文タイポグラフィ後編」、開催は３月12日の予定です。後編はWeb上の欧文組版の具体的な話です。小林さんもSkypeで参加予定です。Webデザインだけではなく、小林さんへの質問、欧文組版への質問募集します。募集要項がまとまりましたら、お知らせ致します。

地域コミュニティーマガジン「牛込柳町界隈」に当社のことが紹介されました。

新年明けましておめでとうございます。
いつも当サイトをご覧頂きましてありがとうございます。
昨年は２月に「欧文組版　組版の基礎とマナー」が美術出版社から刊行されました。たくさんの方のご協力でなんとか刊行することができました。
改めて感謝とお礼を申し上げます。
刊行以来、2月にアップルストア銀座、５月に青山ブックセンターで刊行記念でセミナーを行いました。
また、その後青山ブックセンターさんからのご要望で8月9月に3回、連続セミナーを行いました。同じ事を3回繰り返しても仕方がないので切り口を変えて、Webデザインに置ける欧文組版とか、質問から構成するセミナーなどを行ないました。以前から参加者が自由に質問や、発言しやすいセミナーにしたいと思っていたのですが、参加者同士が発言して頂けたような楽しいセミナーになったと思います。
11月には、ドイツ・ライノタイプ社の小林章さんと私の本の担当編集者でもある美術出版社の宮後優子さんとで話し合い、青山ブックセンターさんからも定期的に欧文についてセミナー開催を依頼されておりましたので、ABCでabcを語ろう！ 「TypeTalks」を発会する事になりました。まず第一回を11月に開催ました。小林さんと掛け合いで行なったセミナーですが、多くの参加者に質問や発言して頂き有意義なセミナーになったと思います。欧文書体にしても欧文組版にしても、特別な知識が無いと質問や発言が出来にくいのが現状です。初歩的な事でもドンドン聞いちゃう！講師が全て答えるのではなく参加者同士でディスカッションしてみる。そんな自由なセミナーが目的です。二回目以降も隔月で開催いたします。サイトでもご案内しますので、是非ご参加ください。

本の刊行とセミナーで忙しい一年でしたが、本業はあくまで欧文活版印刷です。今年も良い欧文印刷が皆様にお届けできるように、努力、精進致します。
今年も宜しくお願い致します。

今年の年賀状の書体は、Hermann Zapfさんデザインの、Optima Roman, Italicです。もうお会いしたのは一昨年になります。まだまだお元気のZapfさん。今年はZapfさんに関する動きがあるかも。そんな事で、当社が保有するZapfさんのオリジナル金属活字で印刷しました。