The Kazui Press
注文方法

印刷物発注のご案内

印刷物の金額は通常、数量、紙質、色数、加工内容等によって大きく異なります。また、当社では活字による活版印刷が基本になりますので、書体、行数、組版難度によって金額が異なります。
文字以外でロゴマークやイラストなどの図版がある場合は、版下かMacデータをご用意ください(データ入校の場合は事前にご相談ください)。図版と同じように、文字部分をデータで用意していただければ凸版での製版も可能です。一部、あるいは全てをオフセット印刷にする場合も、協力工場での印刷が可能です。
ここで、簡単な発注のご案内を記しますが、原則的に電話の打ち合わせのうえ、ご来社 いただくことをおすすめします。書体見本や印刷サンプルをご覧になりながら、書体、レイアウトを決めることができ、用紙の選定もサンプルを見て判断することができます。直接ご相談いただいた方が、納期や金額等の誤解も避けられます。
遠方の方の場合は、FAXや郵便等でできるだけ対処いたします。

名刺

基本的には100枚単位。
金額の計算方法は、片面6行を基準にしておりますが、書体、組版難度, 両面、片面、色刷り、ロゴマーク入り、浮き出し加工等すべての条件を確認させていただいてからお知らせいたします。 また、複数の人数の会社等、特色ロゴマークが共通の場合、1000枚単位ぐらいで台紙を先に制作し、後から各自の内容を刷り込む方法が単価を抑える効率的な方法です。
原則、ご要望をお聞きして原稿を確認した上で正式な見積もりをお出ししますが、目安になる価格をお知らせいたします。

○和文名刺

書体は明朝体、ゴシック体、正楷書体が基本です。
2号以上の活字や丸ゴシック、長体宋朝体は文字数などに応じて別途活字代がかかります。サイズや書体によっては字種、字数が少ないのでご要望にお応えできない場合もあります。
6行まで¥8,000.程度から(1行増えるごとに¥800プラス)。縦組、横組が混じったり、1行にサイズの大小がある場合は追加になります。また欧文部分、住所、電話番号など欧文輸入活字が入る場合も別の見積もりになります。
丸ゴシック、長体宋朝体は文字数などにより異なります。活字の字数が少ないのでご要望にお応えできない場合もあります。

○欧文名刺

6行までが¥12,000.-程度(1行増えるごとに¥1,000プラス)からですが、スクリプト体などは別計算になる場合があります。
両面印刷の場合は値引きがあります。

○名刺用紙について

1. 名刺用紙メーカーのサンプルからお選びいただく方法。
 100枚単位でご注文いただけます。もっとも早く比較的安く入手できます。
2. 嘉瑞工房、特製名刺用紙をご用意致しました。
91×55mm断裁 プラススチック箱入り。用紙のみのご注文も承っております。
 なお、その他の用紙、別寸などは個別にご相談ください。 「販売品目」の名刺用紙を参照してください。
3. お持ち込みの場合
気に入った用紙をお持ち込みいただいても結構ですが、活版の印刷適性がありますので、事前の確認あるいはテスト刷りが必要な場合がございます。
 特に、和紙や特種紙の場合、機械の給紙等で不可能な場合がございます。
また、印刷予備紙のご準備をお願いします。枚数は用紙の状態、刷り数等によりご相談によりお知らせいたします。

○印刷色について

印刷色はスミ以外の色刷りも可能です。DIC等のカラーチップで指定していただいて結構ですが、あくまでも参考、目安ということになります。(アート紙にオフセット印刷したものと、活版印刷の発色では全く違うためです)

○加工について

浮きだし加工:凹版印刷のイミテーションで、文字の部分が盛り上がった格調のある加工方法です。詳しくは後述の“特殊加工”の欄を参照ください。その他、さまざまな加工も“特殊加工”の欄を参照ください。

ステーショナリー

注文方法は名刺に準じます。
原則的には、レターヘッドとエンベロープは同じ銘柄の用紙をおすすめします。
レターヘッドは、2枚目以降のために多少デザインを変えた(たとえば住所等をとってロゴやマークだけにするなど)セカンドシートのご用意をおすすめします。レターヘッド(ファーストシート)は複数枚使用する際には最初の一枚だけに使用するのがマナーです。セカンドシートは無地でもかまいません。
枚数は何枚からでも結構です。

■ ステーショナリーセットのご紹介

これから仕事を始められる方、移転などによってステーショナリーを新しくされたい方向けに、以下の内容でステーショナリーセットを企画しました。
ビジネスにおいて名刺と同様、ファーストコンタクトには洗練されたステーショナリーは必須です。
ご提案枚数:レターヘッド 200枚 セカンドシート 50枚
コンプリメントスリップ 100枚(枚数の振り分けはご自由にできます)

用紙:株式会社竹尾さんのステーショナリー用紙からお選びいただけます。
特殊な斤量、銘柄は別途ご相談ください。

エンベロープ(封筒) 200枚
なお、同じ銘柄のエンベロープは竹尾さん既製のデザイン封筒からの選択になります。(以外の封筒用紙の場合は別製品になり、別途お見積いたします)
また、ステーショナリー用紙、DLサイズ封筒はConqueror Wove(ハイホワイト、オイスター、ブリリアントホワイト)からもお選びいただけます。

活字書体:当社の欧文金属活字の中からお選びいただけます。
(書体見本帳画像をご参考に)
ロゴマークを入れたい時には別途製版代が¥2,000.-(消費税別途)かかります。
行数はレターヘッドで4行まで、追加の場合は行数によって値段が変わります。

刷り色:カラーチップで指定できますが、あまり微妙な色の指定は表現できませんのでご了解ください。カラーチップはアート紙にオフセット印刷なので再現性は違います。

価格の目安としては、¥60,000.-(消費税、送料別途)をお考えください。
用紙、枚数、書体、行数によって価格増減する場合もあります。

ディプロマ

日本でよく見かける一般的な筆文字、たて書きのような賞状は扱っていません。
ディプロマはその賞にふさわしい品格を持った用紙、書体、レイアウトを贈呈側が工夫を凝らして制作するものなので、定型のような物はありません。その内容にふさわしい書体やレイアウトをご相談しながら制作します。
枚数は1枚から大量部数まで対応することができます。文章内容は個別の案件ごとに違ってきますので、金額は個々に見積もりすることになります。記名部分をどうするか(印刷で対応するか、カリグラファーに依頼するか)もご相談ください。
決められたご予算があればその範囲内で用紙、色数のご提案をさせていただきます。

一般印刷物

最大の用紙の大きさはB4程度です。印刷範囲は機械の制約があるので、大体A4の大きさ程度にお考えください(印刷位置などの内容によって違います)色指定はチップなどで指定ができますが、発色方法が違いますのであくまでも参考とさせていただきます。用箋など天糊加工(上部を糊付けして綴じる方法)もお引き受けできます。

校正について

名刺の場合は発注寸法標準用紙でレイアウト校正いたします。(色刷りの場合でもスミ刷りです)その他の印刷物は原則として校正用紙の校正です。
変更、訂正は別途お見積りいたします。

特殊加工

●浮きだし加工
サーモグラフィー(正確な言い方ではありませんが一部ではバーコ印刷ということもあります)のことで、凹版印刷のイミテーションです。文字の部分が盛り上がります。黒以外の刷り色でも可能です。
金額は名刺の場合、片面墨一色¥6,000.-からです。
(レターヘッドやエンベロープにも加工が可能です)
●箔押し
人工箔で、印刷とは違った光沢のある表現ができます。ロゴやマークに使用すると効果的です。
版下から金属凸版を作りますので、初回のみ金属凸版代がかかります。
●エンボス
空押しと呼ばれる紙加工で版下から金属板を彫り、プレスによって紙に凹凸を付けます。名刺やレターヘッドのロゴマークをエンボスすることができます。金属板の彫刻代が初回にかかります。彫刻代は大きさ、彫の複雑さによって違ってきますので、原稿を確認して見積りいたします。

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