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『REAL DESIGN』11月号に書評。

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  • 2010/09/19 Sun 11:35
9月16日発売の『REAL DESIGN』11月号に父の新装版「欧文活字」烏有書林刊が書評欄1ページで紹介されています。
欄外に私の『欧文組版』や、小林章さんの『欧文書体2』も掲載されています。
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第二回、青山ブックセンター欧文組版セミナー「「欧文組版40問、40答 組版の疑問にお答えします」終了。

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  • 2010/09/13 Mon 10:02
9月11日に青山ブックセンターで行なわれました、セミナーは無事終了しました。残暑の中ご参加された皆さんありがとうございました。事前に質問を募集し、それにお答えする形でセミナーを構成致しました。よい内容の質問がたくさんあり、終了時間を大幅に延長するほど活気あふれるセミナーになったと思います。細かい質問もありましたが、それこそ私の望んでいた質問です。実際の欧文組版では良質の組版を望めば望むほど細かい事が気になります。次回、9月25日のセミナーは今回と同じように参加者からの質問と事例を添削という構成で行ないます。細かい質問、初心者の質問大歓迎です。
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第一回、青山ブックセンター欧文組版セミナー「Webデザインにおける欧文組版」終了。

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  • 2010/08/29 Sun 07:49
8月28日に青山ブックセンター、カルチャーサロンにて行なわれました、セミナーは無事終了致しました。猛暑の中たくさんの方がご来場頂きありがとうございました。今回はいつもやっているグラフィデザインにおける欧文組版ではなくWebデザインにおける欧文組版ということで後半は、ご専門の加藤才智さんにも御登壇いただき、有意義なセミナーになったのではと思っております。最近のWebフォントをはじめWeb環境の変化はまだ不安定なようです。今はまだWeb上で実現できないグラフィデザイン上の良質の欧文組版も近い将来同等な再現も可能になります。その時に備える意味でも今回のセミナーはお役にたったのではと思っております。このシリーズは9月11日、25日と内容を変えて開催致します。
第2回、9月11日「欧文組版40問、40答 組版の疑問にお答えします」
第3回、9月25日「ここが変だぞ欧文組版!組版添削道場」
詳細は以下のサイトをご覧ください。

http://www.culture.aoyamabc.co.jp/course/2010/07/post-6.htmlIMG_2895.JPG
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青山ブックセンター、セミナー追加募集。

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  • 2010/08/21 Sat 00:32
8月28日に予定している、欧文組版セミナー「Webデザインにおける欧文組版」は満員の締め切りましたが、好評につき会場を広い場所に変更して追加予約が開始されました。お申し込みは以下のサイトから。

http://www.culture.aoyamabc.co.jp/course/2010/07/post-7.html
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嘉瑞工房twitterクイズ−第2問の『回答と解説』

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  • 2010/08/01 Sun 22:26
私が使用した書体は、「Bernhard Modern」です。
今回の注文時にクライアントから、社名、メールアドレスをPalace Scriptではない書体でとの意向があったとき、過去に組み合わせた経験があったので、あまり悩む事はありませんでした。
一応、考え方の道筋ともに、回答の中から(全てではありませんが)いくつかの書体の解説をします。
回答の皆さんがおわかりの通り、サンセリフ体、ディスプレー書体、大文字しかない書体はメールアドレスを小文字で組む関係からはじめから排除します。スクリプト体も排除するとの考えを回答もありました。確かに銅版彫刻系のPalace Scriptに同系統のスクリプト体をあわせる事はしませんが、いくつかは例外があります。たとえば人名(招待者名)を印刷する場合など,書体によっては手書き風のスクリプト体をあわせる事はあります。(今度クイズにしようかな!)
さて、以上の事を考えるとローマン体となります。
Garamond, Bembo, Poliphilus, Sabon, Baskerville, Perpetuaなどの本文用書体は駄目ではありませんが、招待状に入れるとなるとちょっと凡庸で、気がきいた優雅な感じではないように思えます。大文字で組むとかなり目立つ感じになる物もあります。
Nicolas Cochinの回答が多かったようです。確かに優雅な書体で、x-heightが低いのでメールアドレスの所でもあうかも知れませんが、大文字表記にした場合ちょっと太身が強く繊細なPalace Scriptの中ではかなり目立ってしまうので、候補から外しました。
Rivoliと言う回答もありました。文字線の繊細さから悪くはありませんが、大文字表記にした場合にこの書体の特徴でもある大文字についてくる細線がちょっと、うっとうしい感じがしました。この書体はやはり大文字、小文字で組んだ方がこの書体の良さが出ると思います。
Centaur。おそらく回答の中でこの書体を回答される方が多いのではと思っていました。文字の持っている優雅な骨格、線の太身などを考えるとでもおかしくはないと思います。後は、Bernhard Modernとの比較の問題です。
Bernhard Modernは戦前の書体でちょっと古い感じはしますが、この書体だけで招待状を組む事が出来るぐらいの優雅さがあります。文字線が細ペンで書いたようでPalace Scriptのストロークを邪魔しない。やはりx-heightが低いのでメールアドレスに使ってもあまり違和感を感じないなどの理由でこの書体を選択しました。
あくまでも私の主観なので、絶対的な正解とか皆さんが回答された書体が駄目というわけではありません!
以下に実物の写真を掲載しましたが、諸事情のため、一部分を載せました。
解りにくいと思いますが雰囲気を感じとってください。お陰さまでクライアント(ドイツの方)には喜んで頂きました。
回答を送って頂いた皆さんへ。見にくい当社の見本帳から書体の組み合わせを想像されるのは大変だったと思います。とても丁寧に論理的に考えて頂きました。これに懲りずまたお答えください。IMG_2873.JPGIMG_2871.JPG
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朝日新聞いろいろ。

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  • 2010/08/01 Sun 19:48
7月24日朝日新聞にドイツ、ライノタイプ社、小林章さんの特集記事が大々的に載りました。デザイン関係の雑誌などには数しれず特集されていますが、全国一般紙に本格的なタイプデザイナーの紹介は画期的です。
また、翌日、25日の朝日新聞書評欄に、父の新装版「欧文活字」の紹介が小さく載っています。朝日新聞さんの好感度UP!です。

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嘉瑞工房twitterクイズ−第2問。

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  • 2010/07/25 Sun 21:23
嘉瑞工房twitterクイズ−第2問。納品したドイツ語の招待状。書体は銅版彫刻系のPalace Script。クライアントの希望で社名は全て大文字。違う書体で社名とメールアドレスを。その書体は何でしょう?当社HPの書体見本帳から。正解というより,私の選んだ書体を推理してください。

『解説とヒント』:銅版彫刻系のPalace Scriptは原則、大文字だけの表記はルール違反です
略語でどうしてもという場合もありますが、極力避けるべきです。回避の場合はフルスペリングするのがベストです。
それでも今度のように、社名だけ1行独立させて大文字表記を求められる場合があります。
その際には、Palace Scriptの繊細な文字線に合わせ、優雅さを兼ね備えた書体を選びました。頭の中で当社保有の書体を組みあわせてください。
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青山ブックセンター本店連続セミナーのお知らせ。

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  • 2010/07/24 Sat 01:29
2010年5月22日に青山ブックセンター本店で「学生、30代以下デザイナー向け 欧文組版の基礎講座」を開催いたしました。当日は定員40名が満席になるほど盛況の講座となりました。そこでこの度、欧文組版についてさらに学んでいただける連続セミナーの開催をいたします。
セミナーでは第一回「Webデザイナー向け Webデザインにおける欧文組版」、第二回「欧文組版40問、40答 組版の疑問にお答えします」、第三回「ここが変だぞ欧文組版!組版添削道場」というテーマで実践に活きる欧文組版のノウハウを提供いたします。
第1回 2010年8月28日(土)13:00〜15:00(開場12:45〜)
第2回 2010年9月11日(土)13:00〜15:00(開場12:45〜)
第3回 2010年9月25日(土)18:00〜20:00(開場17:45〜)

■会場:青山ブックセンター本店内・A空間(エースペース)

■定員:各40名様

<第一回 「Webデザイナー向け Webデザインにおける欧文組版」
日に日に環境が進化するWebデザイン。書体もレイアウトもグラフィックでできることがWeb上でもできるようになりつつあります。Web上で使えるWeb Fontも飛躍的に増えています。
シリーズ第一回は、Webデザイナー向けに印刷物での欧文組版の基礎とWebでの展開について説明します。第一部では、欧文組版の基礎をわかりやすく解説します。Webデザイナーが活躍の範囲を広げるためにグラフィックの分野に進出する機会も増えてきました。今こそキチンと学ぼう欧文組版。
第二部ではWebデザインの著書もあるデザイナーの加藤才智さんをゲストに迎え、印刷物とWebでの欧文組版環境の違いや問題点について高岡が加藤さんにお聞きします。もう、Webとグラフィックと違うからという言い訳は通じません。


■ゲスト:加藤才智(Ka:sole Design.)
■参加費:3,150円(税込)


<第二回 「欧文組版40問、40答 組版の疑問にお答えします」
参加者全員から欧文組版に関する質問をいただき、その質問に答える形でセミナーを構成します。日頃の仕事で疑問に思っている事、悩んだ事を質問してください。きっとほかの人も疑問に思っています。初歩的な質問も大歓迎です。
申込時にご記入いただいたメールアドレス宛に質問をお願いするメールをお送りしますので、それに返信する形で事前に質問内容をお送りください。お一人何問でもけっこうですので、ふるってご参加ください。
シリーズ第二回となる今回の講座はどなたでも参加できます。英文の書類を扱うビジネスマンや学生の方、英文翻訳をされている方など、デザイナー以外の方もどうぞ。

■参加費:2,520円(税込)



<第三回 「ここが変だぞ欧文組版!組版添削道場」
今まで見たことがある、これでいいの?おかしいのでは?という実際の欧文組版事例を会場で一緒に見ながらセミナーを進めます。ただ批判するのではなく、自分だったらこう組むというように意見を出し合いましょう。
当日、欧文組版の添削を希望される方はぜひ会場にお持ちください。デザイン作品以外のビジネス文書でもかまいません。実際に事例を持って来ていただいた方には素敵なプレゼントを差し上げます。欧文組版の第一人者に直接指導してもらえるまたとないチャンスです。ふるってご参加ください。
シリーズ第三回となる今回の講座はどなたでも参加できます。英文の書類を扱うビジネスマンや学生の方、翻訳をされている方など、デザイナー以外の方もご参加可能です。


■参加費:2,520円(税込)

■お問合せ先:青山ブックセンターカルチャーサロン青山 TEL:03−3485−5513 受付時間:平日10:00〜20:00、土・日・祝祭日休み
E-mail:culture@aoyamabc.co.jp
http://www.culture.aoyamabc.co.jp/course/2010/07/post-6.html
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嘉瑞工房twitterクイズ−第1問の問題と答え

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  • 2010/07/07 Wed 00:15
嘉瑞工房twitterクイズ−第1問。
新装版「欧文活字」が7月初旬に刊行予定。栞を活版印刷。使用欧文書体を当社サイト(kazuipress.com)の書体見本帳から答えてください。ヒントは出版社「烏有書林」にちなみ「烏」です。書体名だけでなく理由も答えてください。

嘉瑞工房twitterクイズ−第1問の答え。
書体はCORVINUSです。デザイナーはImre Reiner。1929年ドイツの名門BAUER鋳造所から発売されました。書体名はハンガリー王マティアス・コルヴィヌスの紋章などに由来したといわれています。Imre Reinerがハンガリー人だったことからそう名付けたのかもしれませんね。BAUER社のCORVINUSの書体見本パンフレットには(以下写真)カラスのイラストが入っています。発売当時は「活字書体の貴婦人」と呼ばれた美しい書体です。
本当は関係ないのですが、サッカーワールドカップでにぎわっていますね!日本代表のシンボル「八咫烏」は和歌山に由来しています。この本の担当者が和歌山県出身者、ちょっとタイムリー?
JIM CROW という答えもありましたが残念でした。でも、記念の第一問なので、JIM CROWと答えた方にもポストカード差し上げます。該当者は住所を教えてください。
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嘉瑞工房twitterクイズを始めました。

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  • 2010/07/04 Sun 19:24
書体の事をつぶやくと意外に問い合わせが。肩のこらないクイズを出します。答えはメール (kazui@gc4.so-net.ne.jp)かダイレクトメーッセージに!正解の方へは当社の活字ポストカードをプレゼント。あまり○×式の正解とかではなく私の考えを推理するようなクイズ。ちょっとは皆さんの為になると良いですね。

早速!嘉瑞工房twitterクイズ−第1問。新装版「欧文活字」が7月初旬に刊行予定。栞を活版印刷。使用欧文書体を当社サイト(kazuipress.com)の書体見本帳から答えてください。ヒントは出版社「烏有書林」にちなみ「烏」です。書体名だけでなく理由も答えてください。答えは7月7日にこのサイトで発表です。
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