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第11回TypeTalks参加募集開始。

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  • 2012/06/25 Mon 17:36
第11回TypeTalks ABCでabcを語ろう!「石に彫られた文字から書体デザインを学ぼう―本場イギリスのレターカッティング事情」
今回のTypeTalksでは、現在もイギリスで活躍するゴードン恵美さんがケンブリッジ近郊で見られる石に彫られた文字を紹介。タイプデザインにも応用できるような、時代を反映したレターカッティングの例をスライドで映し出します。実際に石板に文字を彫る実演も交えながら、本場のストーンカッティングをお見せいたします。また、平筆で書いたセリフの形と石に彫った形の共通性を見るために平筆で文字を書く実演(立野竜一さん)も行う予定です。ご期待ください。詳細、お申し込みは以下のサイトから。
http://www.aoyamabc.co.jp/culture/typetalks11/
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第10回TypeTalks ABCでabcを語ろう! 「もっと知りたい!Webフォント Webフォントの基礎が分かる“これまで”と、海外の最新事情から知る“これから”」無事終了。

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  • 2012/05/19 Sat 11:21
5月12日(土曜日)ゲストに何度かご登場いただいているヤマダコウスケさん (PETITBOYS)をお招きして、前半に2011年–2012年でどのような変化があったのかを、Webフォントの基礎から振り返りながら、海外の最新事例を分かりやすくお伝えしました。後半は、海外のWebフォントが使われた優秀なサイトを取り上げました。刻々と移り変わるWebフォント情報をこれからも継続的に取り上げたいと思っています。
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第9回typetalks「ABCでabcを語ろう!「InDesignで欧文組版! 意外と知らない正しい組版のポイント」」無事終了。

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  • 2012/03/25 Sun 17:55
3月24日、ゲストにDTPオペレーターのコン トヨコさんをお招きして読みやすく美しい欧文組版を実現するための考え方と操作方法について行ないました。知っているつもりで案外しらないテクニックなど興味ある内容で参加の皆さん喜んでいただきました。懇親会も大変盛り上がりました。次回第10回typetalksは、5月12日(土曜日)18:00〜20:00です。
以下は、会場で質問があった、私が参考にした組版の海外文献です。「欧文組版 基礎とマナー」の参考文献でもご紹介しましたが、以下の本です。
Herbert Spencer & Jacquey Visick著 『Making words work』W H Smith Group PLC, 1993.刊。Herbert Spencerみたいな大御所がこんな基本的なことを書くのかと驚いたのと私が書いていることが間違ってはいないと思った本です。
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第九回typetalks参加募集開始。

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  • 2012/02/23 Thu 17:28
ABCでabcを語ろう! TypeTalks 第9回「InDesignで欧文組版! 意外と知らない正しい組版のポイント」
2012年3月24日(土)18:00-20:00
青山ブックセンター本店内 カルチャーサロン青山
今回は、「InDesign上の欧文組版」について、デザイナー、DTPオペレーターのコン トヨコさんをお招きしてお話をうかがいます。
実際にInDesignで欧文組版をしてみると、どこに欧文組版の機能が隠れているのか、見つけるだけでもなかなか一仕事です。締め切りもあるし、「まっ、見た目でよければいいや、えいっ」と日本語設定のまま欧文組版をしていませんか?
今回のTypeTalksでは、よく見かける欧文組版データを正しく修正しながら、実際に現場でInDesignを使って欧文組版をしているプロたちは「どんなところに気をつけているのか?」をご紹介していきます。
詳細、お申し込みは以下のサイトから。
http://www.aoyamabc.co.jp/culture/typetalks9/
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CSS Nite「タイポグラフィ、組版、Web Fonts」無事終了。

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  • 2012/02/05 Sun 23:38
2月4日(土曜日)に行なわれた、主にWebデザイナーさん向けのセミナーCSS Niteが無事終了しました。参加は96名(キャンセル待ちが40名を超えるということでWebデザイナーさんにとっても欧文に関する意識が高いようでした。私は「知っておきたい欧文基礎知識」という表題で講演いたしました。そのほかはTypetalksでもお馴染みの今さんとヤマダさんと始めて一緒にやった小山田晃浩さんもとても知識豊富な方でした。アンケートの評価も、平均で理解できた:4.3。役に立った:4.5(5点が最高)の結果でホットしています。
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「撮影:飯田昌之」
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年賀状の素材クイズの回答。

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  • 2012/02/05 Sun 12:25
今年の当社の年賀状、地図部分の印刷素材についてクイズを出しました。
正解は「紙ヤスリ」です。樹脂版や亜鉛版とは違ったテクスチャーでしょう。
正解者はお一人。羊皮紙、木版などの回答も寄せられました。
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ABCでabcを語ろう! TypeTalks無事終了。

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  • 2012/02/05 Sun 12:21
第8回TypeTalksが1月28日(土曜日)に開催され、たくさんの参加者をお迎えして無事終了しました。
akira1975さん、ヤマダコウスケさん、Skypeでの参加の小林章さんのトークは中身、量とも充実の会になりました。akira1975さん、ヤマダコウスケさんお二人の情報の多さに皆さん(私も含め)驚嘆されようです。akira1975さんにはまたいずれかに、ヤマダさんには5月のTypeTalksで「Web上の欧文組版、Webフォント」についてご協力をお願い致します。
次回3月のTypeTalksは今豊子さんと、InDesignの欧文組版の事をやります。ご案内はabcさんのサイトやこのサイトでもご紹介いたします。
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蔦屋代官山展にて嘉瑞工房フェア開催

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  • 2012/01/23 Mon 18:50
昨年12月に、代官山にできた蔦屋書店。
ちょっと大人の雰囲気で評判になっていますね。
その蔦屋代官山店2号館デザイン書コーナーのレジ前で嘉瑞工房フェアが始まりました。
今回は人文やタイポグラフィの良書を刊行している烏有書林 上田宙さんの主催で、父、重蔵の著作『欧文活字』を始め、当社創設者の井上嘉瑞氏の本。それと私の著作『欧文組版』。それと共に当社と関連が深い、小林章さん、後藤吉郎先生、河野英一さんなど関係書を集めた欧文タイポグラフィのフェアです。『欧文活字』、『欧文組版』やポストカード(セット)、A4シートお買い上げの方には専用活版封筒も差し上げます。

『欧文組版 組版の基礎とマナー』高岡昌生
『欧文活字』高岡重蔵
「井上嘉瑞と活版印刷」著述編
「井上嘉瑞と活版印刷」作品編
『印刷雑誌』とその時代 –実況・印刷の近現代史–

『ジョンストンのロンドン地下鉄書体』ジャスティン・ハウズ/後藤吉郎 訳(ロンドンの地下鉄書体制作にかかわったのが河野英一さん)
『欧文書体 その背景と使い方』小林章
『欧文書体2 定番書体と演出法』小林章
『フォントのふしぎ ブランドのロゴはなぜ高そうに見えるのか?』小林章
フェアの開催は、2月中旬までです。

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新春ご挨拶 2012

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  • 2012/01/01 Sun 00:06
新年あけましておめでとうございます。
昨年、3月11日の震災で亡くなられた多くの方々のご冥福をお祈り申し上げます。今もなお避難生活を送られているかたがたくさんいらっしゃいますが、一日でも早く平穏な暮らしに戻られることを願っております。
当社でも和文活字に被害があったものの、輸入活字、欧文活字に全く被害がなく、なにより家族が無事であった事を感謝しています。

一昨年11月から始めた「Typetalks」はおかげさまで7回を無事に終えました。多くの方にご参加、ご協力いただき感謝しております。今年からまた新たな気持ちで続けていきます。よろしくお願い致します。

3月に開催を予定していましたZapf展も震災で延期になってしまいましたが、主催者のご努力で9月に無事に開催でき、多くの方に見ていただきました。微力でしたがお手伝いができ、ご夫妻に喜んでいただけたことは、大変嬉しい出来事でした。

活版印刷に対する考えも多様化してきました。活版で印刷することが「目的」になって来てしまっていますが、良いとか悪いとかではなく、当社は、良い欧文印刷をするための「手段」として、これからも活版印刷と向き合っていきます。

活版印刷と向き合っていくという軸はブレませんが、欧文組版の可能性広げる、ことにもチャレンジしていきたいと思っています。
昨年から行なっています「Web Design上の欧文デザイン」のセミナー、実施の段階に入った集英社さんと共同開発「電子版マンガの欧文組版監修と組版ルールの作成」、デザイナーさんに協力して行なった構造物(蔦屋代官山店)に対する書体選択、組版監修など、今後に可能性を広げる仕事ができました。
本年、Typetalksでも行ないますが「InDesign上の欧文デザイン」、「パッケージデザイン上の欧文組版」(企業セミナー)、など新しい分野にもチャレンジしていきます。
徐々にですが、欧文組版の重要性が理解いただきつつあることを実感しています。ただし「知識」は、表面上の回答にはなるかもしれませんが、発展はありません。コンセプト、制約などの事情聞いて「知恵」出し合う作業はとてもエキサイティングです。
実際の作業の中で生まれた「知恵」は口頭で得た「知識」より数百倍も有益です。担当者の欧文組版も必ずキャリアップします。
今年もこのような仕事ができたらと思っています。

昨年は震災とともに景気低迷の年でした。今年も厳しい年になりそうです。
しかし、昨年暮れから色々な展開の芽ともいうべき話もありました。いつまでも縮こまっていられません。皆さんと英知を絞り、連帯を深めて難局を超えていきましょう。
本年もよろしくお願いいたします。

[年賀状クイズ]
今年の年賀状は私の好きなメーセージを、金属活字「KLANG」Designed by Will Caterで印刷しました。背景には復興の願いを込めて、東北の地図を印刷しました。さて、ここで問題です。
この東北の地図を印刷した「版材」は何でしょう?
もちろん、樹脂凸版、亜鉛凸版、銅版、マグネシューム版など通常の活版印刷用版材ではありません。実物を見ないと解りづらいと思いますがテクスチャーを見て想像してみてください。1月中にメールでご回答頂き正解の方に、当社のポストカードをプレゼントします。印刷方式はもちろん活版印刷ですよ。正解は2月の始めにこのサイトで発表致します。
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ツァップ展のレポート

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  • 2011/12/31 Sat 15:08
ヘルマン・ツァップ&グドルン・ツァップ カリグラフィーの世界」のレポートが、主催者のJ-LAFさんのサイトにアップされています。義援金の報告や図録の販売方法もご覧になれます。もう数ヶ月前なのに実物を見た感動が忘れられない。
http://j-laf.org/2011/12/post-103.html
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