2024年 新春のご挨拶

新年明けましておめでとうございます。
昨年は50年近く拠点にしておりました、新宿区西五軒町を離れ同じ新宿区新小川町に移転いたしました。一昨年12月から3ヶ月休業し移転作業を行いました。その間、多くの皆さんに協力を頂き、3月にはなんとか無事に移転できました。永年に蓄積された色々なものを処理し、活字自体も必要なものに限って移動することに致しました。いつも保管場所に苦慮していました、金属活字見本帳、パンフレット、大型ポスターなどもきちんと仕分けすることができました。新天地でも相変わらず、活版印刷をメインに、セミナー、コンサルタントも充実したいと考えております。引き続きよろしくお願い申し上げます。(年賀状の欧文書体は、Nova Augustea です)

新住所 
162-0814 東京都新宿区新小川町9番21号 
チェアフィールドカテリーナ 102号 
Tel:03-3268-1961 Fax:03-3268-1962 
電話、FAXは変更ありません。
kazui@gc4.so-net.ne.jp

新年あけましておめでとうございます。

当社50年近く拠点がありました、新宿区西五軒町を離れることになりました。

移転先は幸運にも現住所から徒歩で5分ほどのところが見つかり、昨年12月から今年2月までを休業し、年内は準備、1月から2月にかけて移動作業に入ります。3月からは営業を開始したいと思っておりますが、片付けなど膨大な時間がかかりそうです。すでにお待ちいただいている仕事を最優先に行いますが、今後は仕事のスピードを少し緩めようと考えております。今までできなかった資料の整理などにも力を注ぎ、その時間の確保も多く取りたいと思っております。父重蔵の時代、私が引き継いた時代、そして、次のステージに進む所存です。これからもよろしくお願いいたします。

皆様の新年が希望に満ちた1年になりますことをお祈りいたします。

令和5年1月

嘉瑞工房 高岡昌生

移転のお知らせ

『お知らせ』嘉瑞工房は来年2月に移転することになりました。移転先は現在地より徒歩5分程の所です。大量の資料、金属活字、機械の移動の為、本年12月、1月、2月は休業し、準備、移送、設置の期間に致します。詳細は改めてお伝えします。ご理解いただければ幸いです。

新春ご挨拶 2022年


新年明けましておめでとうございます。
昨年12月26日には当社創立65周年を迎える事ができました。
当社もコロナに振り回された1年でしたが、お陰さまで私も家族何とかからず無事に生活できました。相変わらず打ち合わせなどはモニター越しですが、徐々に対面での講義や勉強会なども始まりつつあります。ここ2年間まったくなかった企業セミナーも今年から対面で始まりそうです。遠くは慣れた距離でもコミュニケーションが可能なリモートも利点はありますが、やはり直接お会いする事の伝わり方が重要な気がします。多少コロナが終息しても完全にもとには戻らないと思いますが、行動は慎調にでも気持ちは前向きに歩んで行きたいと思います。今年も宜しくお願いします。
写真は当社の年賀状です。書体はAlbertus TitlingとKlangです。
刷色のグレーは白、黒、群青、黄色、赤23を調色、赤は赤18、紅、金赤、朱赤を調色してみました。

新年のご挨拶。

新年明けましておめでとうございます。昨年は大変な一年になりました。
世界的な新型コロナ感染症の流行は人々の生活を大きく変えてしまいました。
当社も本業が影響はうけましたが、なんとか営んでおります。ただし、セミナー等の開催が26回と昨年の半分以下のなってしまいました。リモートなど工夫をしましたが、改めて人と直接会うことの大切を実感させられました。
そんな中で個人的には10月に初孫が生まれ、同じ時期に令和2年度東京都優秀技能者(東京マイスター)を受賞しました。先行きが見えない日々がしばらくは続きそうです。大変な時代にはなりましたが、一歩一歩前向きに成長していきたいと思います。今年も皆様にとって明るい年になりますことをお祈り申し上げます。嘉瑞工房 高岡昌生

新春ご挨拶 2020年

新年明けましておめでとうございます。

昨年は懸案だった、増補改訂版「欧文組版 タイポグラフィの基礎とマナー」(烏有書林刊)を発刊することができました。

他に、当社の活版印刷で出版された書籍、当社や父重蔵のことをお取り上げ頂いた書籍などが数多く出版されました。

『まだ未来』多和田葉子著(ゆめある舎刊)(当社活版印刷)

『印刷・紙づくりを支えてきた 34人の名工の肖像』(グラフィック社刊)父重蔵の紹介記事

「希望はいつも当たり前の言葉で語られる」白井明大著(草思社刊)父重蔵とのエピソード。

デザインのひきだし37/活版・凸版印刷特集(グラフィック社刊)(当社紹介)

『活版印刷コレクション』(BNN新社版)(当社紹介)

『本をつくる 書体設計、活版印刷、手製本 ──職人が手でつくる谷川俊太郎詩集』鳥海修,高岡昌生,美篶堂,永岡綾(河出書房新社)企画・監修「本づくり協会」

『私たちの文字』 本づくり協会刊(当社活版印刷)

セミナー、講習、講演、講義が57を数え新記録になりました。

主宰しているTypeTalks 欧文分科会基礎編が11期、中級編も4期を終えることができました。8月には過去参加者が集まり同窓会も開催できました。

11月にMonotype社主催の「Type&」に小林章さん、田代眞理さんと共に登壇しました。

年末に大きなことがありました。12月28日に中国、広州で開催された『広州国際漢字創意シンポジウム』に字游工房の鳥海修さんと参加して「欧文組版」の話しをしてきました。会場では500人程の参加でしたが、ライプ配信で何と197万人が視聴したそうです。

昨年は企業セミナーが2社合計14回と充実していました。特徴は1回のセミナーではなく、6回、8回とじっくり時間を取って頂けたということです。

その他、定例の「カリグラファのためのタイポグラフィセミナーSeason 3」、本づくり学校、サインデザイン協会、トークショー『活版の話しが聞きたい』、東北芸術工科大学講義など行いました。

10月に「グドルンさんに捧ぐDiotima とカリグラフィと活版印刷展」を開催しました。その様子を小林章さんに報告して頂き、喜んで頂いとの報告を受けて喜んでおりたが、12月13日に敬愛するGudrun Zapf von Hesseがお亡くなりになりました。心からご冥福をお祈り致します。

プライベートでは末娘が成人式を迎え、次女が結婚しました。

大きな病気などもなく健康に過ごせた1年でした。

今年も皆様にとりまして良い1年になりますように、お祈り致します。


第47回 #TypeTalks のお知らせ

今度のTypeTalksは「『目的で探すフォント見本帳』(Typography Books)刊行記念 イメージにあったフォントの探し方」です。6月1日。「高級感のあるフォントを使いたいけれど、どれがいいの?」などフォント選びで困ったことはありませんか? イメージに合ったフォントを探すにはどうしたら良いか。目的別に紹介した書籍『目的で探すフォント見本帳」の刊行を記念して、その制作チームにフォンと選びのコツを伺います、詳細、お申し込みは以下のサイトから。

http://www.aoyamabc.jp/culture/typetalks47/?fbclid=IwAR1N6INdNwziAGUeFVbTIWyH0w6ZevFHJff_YCugcJN4xkxFUUJw54B140E

 

 

誤植の訂正とお詫び。

『私たちの文字』(美篶堂、2019年2月刊)に誤植がございました。「LETTERS FOR US」本文2行目 hiragana’sの最後のsはイタリック体ではなくローマン体の誤りです。謹んで訂正致しますとともに、深くお詫び申し上げます。

「本づくり協会フェア」開催in京都の恵文社一乗寺店

9/25-10/1 京都の恵文社一乗寺店さんで「本づくり協会フェア」開催します!期間中はセミナー、サロン、ワークショップ開催します。9月29日土曜日14時-16時に「街や生活の中の欧文をみてみよう」ということでお話します。デザイナーさんでなくても専門知識がなくても大丈夫!日常生活や街角にある欧文、組版の楽しいお話をします。お申込みは恵文社一乗寺店ウェブフォームか、店頭075-711-5919まで。

    http://www.keibunsha-store.com/gallery/6721

第43回 TypeTalksのお知らせ

第43回 TypeTalks はミュリエル・ガチーニ先生の「書の歴史ーメソポタミアからヨーロッパの21世紀まで」。最近手書きの書体が注目を集めています。カリグラフィに興味がある方だけではなくデザイナーさんも是非!貴重な資料もお持ち頂き展示します。詳細、お申し込みは以下のサイトから。お急ぎください!

    http://www.aoyamabc.jp/culture/typetalks43/

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