はじめに言[ことば]があった。言は神と共にあった。言は神であった。
この言は、初めに神と共にあった。
万物は言によって成った。成ったもので、言によらずに成ったものは何一つなかった。
言の内に命[いのち]があった。命は人間を照らす光であった。
ヨハネによる福音書1:1-5 (日本語:新共同訳、 1987年)
◎一般の方が聖句と言えばこの句を思い浮かべるのではないかと思われるぐらい有名な聖句です。この聖句選択時に中西恭子先生つぶやかれたラテン語の美しさが印象的でした。
「韻」の持つ組版的な美しさと気品を考え、優雅な銅版彫刻系のNicolas Cochin Romain を選びました。
色も落ち着いた群青で画面に優雅さを加えました。